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マンUのファン・ハール監督、就任初年度は順調?「哲学が浸透し始めた」

text by 編集部 photo by Getty Images

マンUのファン・ハール監督、就任初年度は順調?「哲学が浸透し始めた」
ユナイテッドのファン・ハール監督【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるルイ・ファン・ハール監督は、現地21日に行われるプレミアリーグ第26節のスウォンジー戦に向け、チームのパフォーマンスが向上してきていることを強調している。

 昨夏の移籍市場で1億5700万ポンド(約287億円)という巨額の大金を投じたユナイテッド。しかし、指揮官の戦術と選手の特徴がうまくかみ合わず、現地メディアやライバルチーム指揮官からは、攻撃の質に欠けるとやや批判的な論調が飛び交っている。

 しかし、ファン・ハール監督は、チームのパフォーマンスが完璧には程遠いことを認めながらも、選手が徐々に自信を持ち始めていると主張。英紙『デイリー・ミラー』がその一部を伝えている。

「我々は最近19、20試合は常にゴールを決めている。プレミアではベストの記録だ。選手は私のプレー哲学を理解し始めている。彼らが素晴らしいチームスピリットを見せているのはその哲学に従っているからだ。

 90分間のあいだ完璧なプレーができるという考えは信じていない。ユナイテッドならそれを実行できると誇張してはならない。我々にとって重要なのは、これ以上の取りこぼしを避け、勝ち続けるということだ」

 実際のところ、今季のユナイテッドサポーターは、全体の80%がスタイルよりも結果を優先しているという数字が出ている。周囲から最も期待されるユナイテッドの指揮官は、ひたすら勝ち点3を狙う割り切った考えで試合に臨む覚悟があるようだ。

【了】

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