久々の全体練習でボールを蹴るルカ・モドリッチ【写真:Getty Images】
リーグ戦終盤に向けて、レアル・マドリーのキーマンが復帰に近づいている。昨年11月に負った大腿直筋の腱断裂により長期離脱を強いられていたルカ・モドリッチがグラウンドに帰ってきた。
19日にクラブ公式HP上で全体練習への復帰が発表されたばかりだが、20日の練習ではピッチの半分を使ったミニゲームにも参加し、元気な姿を見せている。
スペイン紙『マルカ』が20日に伝えたところによれば、すべてのメニューを消化したわけではないが、試合への復帰も間近に迫っている様子。金曜日の練習後にはボールの感覚を取り戻すためのメニューや、シュート練習も行っていたという。
当面は来月22日に開催されるバルセロナとの“エル・クラシコ”での復帰を目指して調整を続ける見込みだが、予定が前倒しされる可能性も十分にある。
トニ・クロースやイスコらと絶妙な関係を築き、中盤の要として君臨していた男が、マドリーの王座奪還を大きく近づける最後の一手となるのだろうか。
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