モナコ時代のFWファルカオ【写真:Getty Images】
フランス・リーグ1、ASモナコのヴァディム・ヴァシリエフ副会長がイギリス『BBC』のインタビューに応じ、その中で現在マンチェスター・ユナイテッドでプレーするFWラダメル・ファルカオについて語った。21日付の同ウェブサイトでコメントが伝えられている。
ヴァシリエフ副会長は、1年間のローン契約でユナイテッドへと渡ったファルカオについて「心配していることは何もない。彼はワールドクラスのストライカーだ」と話している。29歳のコロンビア代表FWは、ここまで19試合の出場でわずかに4得点と満足のいく結果を残せていない。
契約には4320万ポンド(約79億円)で買い取り可能なオプションがつけられている。しかし、ここまでのパフォーマンスに不満を残すユナイテッドはファルカオを買い取ることはせず、シーズン後にモナコへ返却するのではとの見方が強まっている。
これについて、ヴァシリエフ副会長は「今季終了後にユナイテッドがオプションを行使しなかったとしても、我々はほかの偉大なクラブから彼について興味を示されている。だから我々は何の心配もしていないんだ」と、明かした。
ファルカオのユナイテッド移籍は昨夏のマーケット最終日に決定した。その際も、最後までユベントスやレアル・マドリーといったビッグクラブが争奪戦を繰り広げていた。
プレーした先々で得点を量産してきたファルカオは、2010−11、2011−12シーズンにポルトとアトレティコ・マドリーという異なるクラブでヨーロッパリーグ(EL)を制覇した。さらに同大会の得点王も2季続けて獲得。その圧倒的な得点力は、未だにビッグクラブからの注目を集めているようだ。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→