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香川、3連勝と守備の改善に手ごたえも、攻撃の「自滅」を悔やむ

text by 編集部 photo by Getty Images

香川、3連勝と守備の改善に手ごたえ「あとはゴールだけ」
2アシストでチームの勝利に大きく貢献した香川真司【写真:Getty Images】

【シュツットガルト 2-3 ドルトムント ブンデスリーガ第22節】

 ブンデスリーガ第22節でシュツットガルトと対戦したドルトムントは3-2で勝利し、今季初の3連勝を達成した。

 復調の気配を見せるチームの中でも、2アシストで勝利に大きく貢献した香川真司は、「後半はミスが多かったですし、すごく難しいゲームだったんですけど、勝てたことがとりあえず良かった」と試合を振り返る。

 その後半はドルトムントが主導権を握りながら89分にロイスがゴールを決めるまで、再三のチャンスをフイにし続けた。

 香川も「後半の早い時間で3点目を取れるチャンスはあったし、取らなきゃいけなかった。ちょっとリズムが悪かった中、試合は進んでいっちゃったんで。試合のリズム的には自滅というか、自分たちのミスが先行した後半だった」と試合運びの拙さを悔やんだ。

 そして、「カウンターから後半はもっとチャンスを作り出さなきゃいけなかったですし、スペースも十分あった。もっとチームとしてどうやって攻撃をしてくのかっていうのはなかなか今日は見えなかった」とチーム内での意思統一と連動性を今後に向けた課題として挙げている。

 一方で「セットプレーからやられていますけど、でも粘り強く自分たちの悪い流れの時の失点はしていない」と、前半戦大崩壊した守備組織の再構築には手ごたえを感じている様子の香川。

「得点に絡めていることがまずいいこと。あとはゴールを取れるようにやっていくだけ」と語るように、完全復活に必要な最後のピースは自身のゴールという結果のみだ。

 この後は24日にCLのユベントス戦、28日にシャルケとの“レヴィア・ダービー”とビッグゲームが続くため、気を抜く暇は一瞬もない。

 ユベントス戦は日本時間25日朝4時45分、シャルケ戦は日本時間28日夜23:30キックオフ予定となっている。香川はドルトムント加入直後のダービーで2得点を決め、ファンの心をわしづかみにした。1週間後にあの日の再現となるだろうか。

マッチレポートはこちら:https://www.footballchannel.jp/2015/02/21/post73008/

【了】

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