3連勝にも気を緩めないユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ1部の第22節が現地時間20日に開催され、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはアウェイでDF酒井高徳の所属するシュトゥットガルトと対戦して3-2で勝利している。
残留争いの直接対決3連戦で全て勝利したドルトムント。勝ち点9を積み上げ、一歩リードしたがユルゲン・クロップ監督は「多くを期待してはいけない。何も終わっていない」と気を緩めてはいない。
試合を振り返り「2-1の後、大きなチャンスが2度ほどあったが、パスサッカーを忘れてしまった」と、3点目までに時間を要し、本来のサッカーを忘れてしまったことに苦言を呈した。
そして「3点目は幸運だった」としながらも「数多くの場面で良いところが出た。総合的には勝利に値した」と、納得はしている様子。
ただし、「2点目の失点は賢くない。なぜ下位にいるのかを考え直す必要がある」と終了間際の失点を嘆いている。
3連勝はしたものの「やるべきことはまだたくさんある」と、課題は多く気は抜けない。24日にはチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメントでユベントス、さらには次節はシャルケとのレヴィア・ダービーと強豪との対戦が待っている。
CLは全く別物と話すクロップ監督は「ユベントスはチャンピオンチーム。アウェイには行きたくはない」と、漏らした。それでも「良い結果を期待する。何が起こるかを見てみよう」と、勝利を目指すつもりだ。
別の大会ではあるが「ブンデスリーガがすべて。戦い方を変えることはない」とし「誰も次のリーグ戦のことを考えている者はいない」と、まずは目の前の試合に集中する。
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