クラブの対応に誠意をもって応えたFWマルコ・ロイス【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントのFWマルコ・ロイスは他クラブとの話し合いを持たずにドルトムントとの契約を延長したようだ。18日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
2017年までドルトムントと契約を結んでいたロイス。今季終了後に違約金2500万ユーロ(約35億円)で他クラブへ移籍できる解除条項が含まれていたと言われ、数多くのクラブが獲得に興味を示していた。
昨年8月にバイエルン・ミュンヘンが名乗りを上げたほかにアーセナル、リバプール、マンチェスター・シティ、ユナイテッド、パリ・サンジェルマン、レアル・マドリー、バルセロナなど連日のように噂が報道されていた。
もっとも有力と言われたのがマドリーで、ロイスの代理人がマドリーの試合を観戦しているのが目撃されている。
しかし、今月10日にドルトムントとの契約を延長。解除条項も含まれず、ドルトムントに残ることを決め、移籍騒動に終止符を打った。
同紙によれば、ロイスは2月に他クラブの話を聞くことなくドルトムントとの契約延長を望んだという。
理由として、ロイスの長年に渡る無免許の問題が発覚した際に、クラブ側が誠意をもって対応し、同選手を守ったためと言われているようだ。
クラブの対応にロイスも心を打たれ残留を決意。今度はそのプレーでクラブ愛を証明する。
【了】
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