今季は全てを取り戻す戦い
昨季開幕前、ウルグアイ代表のディエゴ・フォルランを獲得し、オフシーズンの話題を独占したのはすでに過去のことだ。
ランコ・ポポヴィッチ氏に始まり、マルコ・ペッツァイオリ氏、大熊裕司氏と2度も監督の首を挿げ替え、突然のカカウ獲得など迷走を続けた結果、最終節を前にJ2降格が決まってしまった。
フォルラン以外にも日本代表クラスの選手を多く揃え、開幕当初は優勝候補にも挙がっていたにも関わらず、失望しか残らないシーズンだった。
ホーム最終戦の試合後、退任が決まっていた岡野社長にはスタンドから特大のブーイングが浴びせられた。それがすべてを物語っている。ファンの信頼を失った昨季を糧に、今季は全てを取り戻すための戦いをしなければならない。
2015シーズン 戦力入れ替え
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