プスカシュ賞の最終候補にノミネートされたステファニー・ロシュ【写真:Getty Images】
アメリカの女子リーグ(NWSL)のヒューストン・ダッシュは18日、クラブの公式サイトで女子アイルランド代表のFWステファニー・ロシュの加入を発表した。
ロシュといえば、2014年のプスカシュ賞でハメス・ロドリゲスとアリエン・ロッベンという男子のスター選手と並び、最終候補にノミネートされた3選手のうちのひとり。
惜しくも受賞とはならなかったが、無名の女子選手がノミネートされたことで、一躍話題となった。
翌日の英紙『インディペンデント』では、「アメリカに行って、NWSLでプレーするのが本当に待ち遠しいわ」と彼女のインタビューを紹介している。
プスカシュ賞という名誉ある賞にあと一歩のところだったロシュだが、その背景には、同郷で現在はMLSのLAギャラクシーでプレーするロビー・キーンのサポートが大きかったようだ。「彼はプスカシュ賞の発表のとき、私にとって大きな支えとなったわ」と同インタビューで語っている。
また、「これまで女子のアイルランド人選手でNWSLに渡った選手は誰もいない。これは私にとって大きなチャレンジになる」と語り、新天地での活躍を誓った
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