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ヴェンゲル監督が2得点のジルーを賞賛「トップレベルのプレーヤー」

text by 編集部 photo by Getty Images

ヴェンゲル監督が2得点のジルーを賞賛「トップレベルのプレーヤー」
ヴェンゲル監督と握手をかわすFWジルー【写真:Getty Images】

 現地15日の行われたFAカップ5回戦で、アーセナルはチャンピオンシップ(2部)のミドルスブラに2-0の勝利。試合後、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、全得点を挙げたFWオリビエ・ジルーに賞賛の言葉を送っている。英紙『デイリー・メール』が伝えている。

 試合全体の印象についてヴェンゲル監督は「我々は終始ゲームをコントロールしていた。攻守ともに90分間集中力を切らさなかったね」とチームのパフォーマンスに満足している様子。前半27分と29分に立て続けにゴールを奪ったジルーへは「トップレベルのフットボーラーに要求されるものを理解している。(2012年に)ここへ来た頃より、前線での動きや足元の技術の質が向上し、さらに成熟した選手になった」と勝利の立役者を賞賛した。

 前線にはジルーの他にダニー・ウェルベックとアレクシス・サンチェスを起用。FWの組み合わせに関して同監督は「最もナチュラルなCFはジルーだ。ウェルベックもその位置でプレーできるが、ワイドなポジションもこなせる。それが彼を獲得した理由のひとつだ。このクラブには様々なポジションでプレーできるFWが大勢いる。だが、ジルーはCFしかできない唯一のプレーヤーだ。彼を起用する時には他の選手をワイドに配置するしかない」とジルーへの信頼を語った。

 一方、ミドルズブラのアイトール・カランカ監督は、敗戦の理由は自分たちの心理状況にあたったことを告白。「今日の我々はいつも通りのプレーをすることができなかった。(キャピタルワンカップの)リバプール戦や4回戦のマンチェスター・シティ戦のような戦いを期待していたが、懸念していたことがなかったわけではない。シティに勝ったことで、選手はアーセナルをより簡単な相手だとみなし、勝利を見込みすぎていたかもしれない」と肩を落とした。

 準々決勝の組み合わせ抽選は現地16日に行われ、試合開催は3月7日に予定されている。

【了】

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