シティのFWヨベティッチ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのFWステバン・ヨベティッチは今月はじめに発表されたチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメントに向けたメンバーリストから外れた。
本来であればこのリストには25名登録可能だが、シティはファイナンシャル・フェアプレーの違反により、21名しか登録できないという処分を受けている。それに加え、FWウィルフリード・ボニがスウォンジーから加入したこともあり、マヌエル・ペジェグリーニ監督が提出したメンバーリストにヨベティッチの名前はなかった。
この決定についてモンテネグロ代表FWは15日、イギリス『サンデー・ミラー』の中で「非常に残念だ。正しい決断だとは思えない」と、心境を明かしている。
「監督のこの決断で、本当に落胆したよ。僕は自分がCLでプレーするのに相応しいと感じている。みんなは僕のことを偉大な選手だと言ってくれるが、監督は同じことを考えてはいないようだ」
今季、ヨベティッチはハムストリングの負傷で離脱している時期もあり、リーグ戦では15試合5得点を記録。CLではグループステージ5試合に出場したものの無得点。先発起用はわずかに1試合だった。
この判断により、シティでの将来も不確定なものとなるかもしれない。「将来については何も決めていない。夏まで待って、その後の経過を見てみよう」としたが、同時に「監督は僕ではなく、ほかの選手をメンバーに入れた。これは僕にどうして欲しいかというメッセージかもしれないね」と、移籍を仄めかすようなコメントも残している。
それでも「チームの為にハードワークを続ける」と語ったヨベティッチ。今後はリーグ戦でその鬱憤を晴らすような活躍を披露することが出来るだろうか。
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