バイエルンのロッベンとグアルディオラ監督【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンのアリエン・ロッベンは”ペップ”ことジョゼップ・グアルディオラ監督のもと、31歳になった現在も成長を続けているようだ。14日付のイギリス『ガーディアン』が選手のインタビューを伝えている。
これまでにジョゼ・モウリーニョ、ルイス・ファン・ハールなど数々の名将から指導を受けてきたロッベン。彼らと共に若い頃からビッグクラブでプレーしてきたレフティーはキャリアを振り返り、成長のためには「ある一つのことが最も重要である」とし、以下のように語った。
「大半の監督はチームの成功を第一に考えていて、選手は自分自身で改善していく必要がある。それには強い精神力が必要だ。だが、その中で自分に対して批判的になることも大切だ。私が若い時にはこのことが欠けていた」
そして、ロッベンは2013年にバイエルンでチャンピオンズリーグ(CL)を制覇。過去にはそのバイエルンをはじめPSV、チェルシー、レアル・マドリーと4カ国で国内リーグ制覇も経験した。
右サイドからカットインして、得意の左足でシュートに持ち込むスタイルは彼の代名詞的なプレーとなった。すでに完成された選手にも見えるロッベンだが、グアルディオラと出会ったことで、今でも成長を実感しているという。
「ペップと一緒に働くのは楽しいよ。彼からは毎日学ぶことがあり、それは本当に特別な気持ちになれる」
「18ヶ月前、私はペップと働き始めて、彼がどれだけフットボールについて探求しているかに気がついた。彼の知性は全く疑う余地がない。彼から指導を受けたことで、私は大きく成長することが出来た」
バイエルンはここまでブンデスリーガで2位ヴォルフスブルクと勝ち点差8をつけ首位に立つ。CLではベスト16でウクライナのシャフタールと対戦を控えている。
なおも進化を続けるロッベンがペップと共に貪欲にタイトルを目指している。
【了】
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