ミドルスブラのカランカ監督【写真:Getty Images】
イングランド・チャンピオンシップ(2部)のミドルスブラは現地時間15日にFAカップ5回戦でアーセナルと対戦する。指揮官のアイトール・カランカは強豪相手にも勝利への自信をのぞかせている。
2010年から2013年までの間、レアル・マドリーでジョゼ・モウリーニョ監督のアシスタントコーチを務めていたカランカ。2013年11月にミドルスブラの監督に就任した。
リーグ戦4試合無敗(3勝1分け)、わずか1失点という成績が評価され、カランカはチャンピオンシップの1月度月間最優秀監督に選出された。さらにチームは30節を消化し、勝ち点59で首位に立つ。2008−09シーズン以来のプレミア復帰も視野に入ってきた。
ミドルスブラは1月24日に行われたFAカップ4回戦でも、プレミアリーグ王者のマンチェスター・シティを2−0で下すなど、今季は素晴らしい戦いぶりを披露している。
”ボロ(ミドルスブラの愛称)”を率いるスペイン人監督は14日、試合前日の記者会見に臨み、意気込みを語っている。
「我々にはアーセナルに勝つ力がある。なぜならリバプールとも良いゲームをして(昨年9月にキャピタルワン・カップの4回線で対戦。PK戦の末にリバプールが勝利)、シティには勝利しているからね」
カランカをよく知るモウリーニョ監督は、13日付のイギリス『サン』の中で、「彼は謙虚で正直な人間だ。忠誠心があり、魂と熱意を持って私のスタッフとして働いてくれた」と、その人間性を称えている。
そのカランカは「ベストを尽くさなければ、私たちは大きなミスを犯すことになるだろう」と、決して油断を見せていない。アーセナル戦ではシティ戦に続く大物食いを狙う。
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