ミランとの論争を語るジャンルイジ・ブッフォン【写真:Getty Images】
ユベントスのキャプテンであるイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンがミランとの論争について語っている。13日、イタリア紙『トゥット・スポルト』を含む複数のメディアが伝えた。
先日のユベントス対ミラン戦後、FWカルロス・テベスによるユベントスの先制ゴールがオフサイドではないかと論争になった。両クラブが公式声明を出し、イタリアの放送局をも巻き込むまでに発展した騒動だが、ブッフォンは「奇妙な論争だ」と疑問を抱いている。
「僕らイタリア人の性質を理解させてくれたね。我々は強者に対して論争になる。今回は誤りでない、正当なことに対して論争になった」
同選手は今回の論争が起きた理由を、ユベントスが強者であるからと説明した。ミランの同点ゴールがコーナーキックから生まれたことを挙げ、「存在しないコーナーキックだった。あれこそが唯一の誤りだった」と語っている。
「しかし、誰もそんなことには興味を持っていなかった。まるで、あれが正しかったかのようにね」
現在、2位ローマに勝点差5をつけて首位を快走するユベントス。総失点は未だ10と歴史的な強さを示している。ブッフォンの言葉が真実であれば、今後も国内でのユベントスへの風当たりは強くなりそうだ。
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