ミランダの去就に注目が集まる【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのDFミランダにイングランド移籍の可能性が浮上した。12日、スペイン紙『ムンド・デポルティボ』が報じている。
ブラジル代表経験もある30歳のDFを狙っているのはマンチェスター・ユナイテッドだ。ルイス・ファン・ハール監督は現在のディフェンスラインに満足しておらず、同選手を夏に2700万ユーロ(約37億円)で引き抜こうとしている。
この噂について、本人のコメントをスペイン紙『アス』が伝えた。
アトレティコとの契約を2016年6月末まで残しているミランダは、「僕が話せるのはアトレティコでの現在についてだけだ。僕には契約があり、ここで楽しんでいるよ」と移籍について明言を避けた。
一方、ディエゴ・ゴディンとのコンビで絶対的な存在だった昨季と違い、今季は若いホセ・マリア・ヒメネスと常にポジションを争っている。
それについてミランダは「競争はいいことだ。僕だけでなく、ヒメネスやゴディンのレベルアップできる。そして全員のプレーが向上していくんだ」と語り、ポジション争いを歓迎している。
現状では移籍のつもりはなさそうなミランダ。アトレティコでキャリア最高の時を過ごし、ライバルと切磋琢磨して再びタイトル獲得を目指す。
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