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逆転優勝を諦めないマンCのナスリ「シーズンが終わってみないと分からない」

text by 編集部 photo by Getty Images

逆転優勝を諦めないマンCのナスリ「シーズンが終わってみないと分からない」
逆転優勝を諦めないシティのMFサミル・ナスリ【写真:Getty Images】

 7日のハル・シティ戦を1-1の引き分けで終えたマンチェスター・シティ。ミッドウィークのストーク戦は4-1と快勝を収めたものの、首位チェルシーは連勝を収めており、勝ち点差はさらに広がってしまった。

 しかし、シティの選手達は誰もリーグ制覇を諦めてはいないようだ。複数の英紙がシティの選手達のコメントを紹介している。

 12日付の英紙『デイリーメール』はアルゼンチン代表DFパブロ・サバレタのコメントを紹介した。

「我々はマンチェスター・シティだ。決して諦めてはいない。2012年にも同じような状況だったが、我々がリーグ優勝を果たした。あの時はマンチェスター・ユナイテッドと8ポイント差もあったんだ」と語り、大逆転優勝を果たしたシーズンを引き合いに出し、リーグ優勝はまだ可能だと主張した。

 また、フランス代表MFサミル・ナスリは13日付の英紙『エクスプレス』に対し、チェルシーと指揮官のジョゼ・モウリーニョ監督について言及。

「僕は彼の大ファンだ。だけど、彼に感銘を受けることはない。彼らは特別ではなく、ミスだってする。僕は彼らと2回対戦した。1回目は僕たちが10人になってしまった(66分にサバレタが退場)けど、彼らよりも良いプレーをしたね。スタンフォード・ブリッジで対戦したときも、僕達の方が優れていた」

 サバレタ同様、ナスリもタイトルレースは終わっていないと感じているようだ。

「シーズンが終わってみないと分からない。10試合を残して優勝を決めることはできないんだ。90ポイントに到達することができれば、僕らがチャンピオンになれるはずさ。すべての試合に勝てば、チェルシーにプレッシャーをかけることができる」

 一時はチェルシーと勝ち点、得失点差などがすべて並んだ時期もあったシティだが、気が付けば両チームの勝ち点差は「7」に広がってしまった。

 シティは連勝を収め、チェルシーにプレッシャーをかけることができるのだろうか。次節、21日に本拠地エティハド・スタジアムで11位ニューカッスルを迎え撃つ。

【了】

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