母親を亡くした若手選手にユニフォームを贈ったフランク・ランパード【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのMFフランク・ランパードは、母親を亡くして悲しむ若手選手に自身のユニフォームを贈っていたようだ。12日付の英紙『インディペンデント』が報じている。
ストーク・シティに所属する17歳のMFオリバー・シェントンは1-4で敗れたシティ戦で、後半のアディショナルタイムから出場し、プロデビューを飾った。
地元のストーク・オン・トレント出身でストークのU-21に所属しているシェントンだが、デビューした試合の2週間前に最愛の母親を亡くしており、深く悲しんでいたという。
それを知ったランパードは、試合後にシェントンと共にピッチの外まで歩き、自身のユニフォームをプレゼントしたそうだ。
ランパードは2008年に母親であるパットさんを亡くし、ジョゼ・モウリーニョ監督をはじめ多くのチームメイトに励まされていた過去があるため、当時の自分とシェントンの姿を重ね合わせたのかもしれない。
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