クリスティアーノ・ロナウド(左)とフロレンティーノ・ペレス会長(右)【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は、FWクリスティアーノ・ロナウドに対して巨額オファーが提示された場合、売却に応じる意向のようだ。スペイン『エル・コンフィデンシャル』が12日に伝えている。
同紙によればマドリーのある幹部が9日、C・ロナウドに関して「会長は近日、目が覚めたようだ」と語ったとされている。同会長は4-0で大敗したアトレティコ・マドリー戦を機に同選手も潮時だと考えているようだ。
これまでペレス会長は、どれだけ高額なオファーが噂されようが同選手の放出を断固否定してきた。しかし、現時点でその姿勢も変わったようだ。30歳という年齢と6年間でのC・ロナウドの貢献度を踏まえると、高値で売れる今、利益を生んだ方が現実的ではないかと考えているとみられている。
古巣のマンチェスター・ユナイテッドは、マドリーが09年に同クラブに支払った9400万ユーロ(約124億円)の移籍金を上回る記録的なオファーを提示するとも噂されている。果たしてペレス会長は本当に応じるのだろうか。
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