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プレミアでコイン投げ問題が再燃。ニューカッスル指揮官「選手は失明しかけた」

text by 編集部 photo by Getty Images

プレミアでコイン投げ問題が再燃。ニューカッスル指揮官「選手は失明しかけた」
パレス戦に臨むニューカッスルのカーヴァー監督【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ第25節が現地11日に各地で行われ、ニューカッスルはアウェイでクリスタル・パレスと対戦。試合後、ニューカッスルのジョン・カーヴァー監督は、パレスサポーターが選手に硬貨を投げつけたことに怒りを表している。

 英紙『デイリー・メール』によると、ニューカッスルが前半26分にFWパピス・シセのゴールで先制した直後に事件は起こった。ニューカッスルイレブンが観客席の前でゴールセレブレーションを行うと、その輪に駆けつけたDFファブリシオ・コロッチーニにコインが投げつけられた。

 この一件についてカーヴァー監督は「起こってはいけないことだ。パレスサポーターは素晴らしい雰囲気を作ってくれたが、ひとりの愚か者のせいでひどいものになってしまった」と失望した様子。

「コロッチーニは幸運だった。コインは目の1インチ(2.54センチ)横に外れたが、彼は失明しかけたんだ」と憤慨し「この問題に対する厳正な処罰を望む。でなければ毎分ごとに彼らがそれを行うシーンをテレビで見続けなければならないことになる」とリーグ機関に問題解決を促した。

 プレミアではここ数年で同じような事件が乱発している。2012年12月に当時マンチェスター・ユナイテッドに所属していたDFリオ・ファーディナンドがシティとのダービーマッチで顔面にコインを投げつけられて負傷。2014年2月にはFAカップ3回戦で負傷退場するアーセナルのFWテオ・ウォルコットが担架で運ばれているところを対戦相手のトッテナムサポーターに狙われた。

 試合後、コロッチーニに当たったコインはアンドレ・マリナー主審によって回収。FAは調査の可能性を示唆している。

【了】

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