イングランド3部プレストンのファンが、2月16日にホームで行われるFA(イングランド協会)カップ5回戦(16強)のマンチェスター・ユナイテッド戦のチケットを獲得するため、自身の腎臓をも提供するという大胆な行動に出た。11日の英メディア『ユーロスポーツ』などが報じた。
アメリカの伝説的ポップスター、マイケル・ジャクソンと同姓同名の同ファンは、南アフリカのヨハネスブルグ在住の52歳男性で、片道14時間、9200kmの旅を実現させるためなら何でもすると言う。
「私はチケットを手に入れられるなら腎臓だって売るだろう。乗れと言われればキリンにだって乗るし、何でもする。(南アフリカの)ケープタウンから(プレストンの)リブル川までだって泳げる」
「試合はテレビでやるけど、私はプレストンを現地で応援したい。でもチケットを手に入れるのは不可能だから、フェイスブックで(譲ってくれるファンに)訴えかけている。私は人生一度きりの試合を現地観戦しなきゃならない。故郷の(本拠地)ディープデイルで大一番の歓声が聞きたい」
「人生一度きりの瞬間が味わえないのなら、私は残りの人生、泣き続けるだろう」
なお、試合前日までにチケットを譲る人物が現れた場合、ジャクソンさんは渡航可能となるが、莫大な金額が要求される可能性もある。
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