攻撃を牽引し先制点を決めたメッシ【写真:Getty Images】
【バルセロナ3-1ビジャレアル スペイン国王杯準決勝 1stレグ】
スペイン国王杯準決勝1stレグが行われ、バルセロナはホームでビジャレアルと対戦した。
バルサはマスチェラーノをアンカーに置き、ネイマール、スアレス、メッシの3トップは揃ってスタメン出場となった。
12分、PA手前からメッシが左足で狙うもミートできない。開始から押し気味に試合を進めるバルサだが、決定機はまだ訪れない。
その後もバルサはボールを支配し、メッシのいる右サイドから崩すもラストパスは合わず。32分にはマテューのシュートがネットを揺らすも、オフサイド。
それでも41分、バルサは連動したプレスから相手のミスを誘い、高い位置でボールを奪う。スアレスがドリブルで持ち込むと、折り返しをメッシが左足で流し込んだ。攻め続けながらゴールが奪えなかったバルサがようやく1点を奪った。
ビジャレアルもアディショナルタイム、左サイドの折り返しをビエットが左足で合わせるも、バルサのGKシュテーゲンの好セーブに阻まれ同点ゴールは奪えず。
迎えた後半、ビジャレアルに同点ゴールが生まれる。48分、トリゲロスが強烈なミドルシュートをネットに突き刺し、試合を振り出しに戻す。バルサはカウンターに移ろうとしていたが、スアレスの不用意なパスミスでボールを失っていた。
しかし、バルサは動じない。失点直後、スアレスとのパス交換でバイタルエリアに侵入したイニエスタが決め、すぐさま勝ち越しゴールを奪った。64分には、CKからピケがヘディングシュートを決めてリードを広げる。
ビジャレアルも時折、鋭いカウンターで相手ゴールへ迫ろうとするも2点目は奪えない。
すると69分、バルサは相手のハンドでPKを獲る。しかし、ネイマールのキックはGKに完全に読まれており、4点目を決めることはできなかった。
結局、試合は3-1で終了。バルサが1stレグを勝利で飾った。
バルサはショートカウンター、コンビネーション、セットプレーと、様々な形からゴールを奪った。失点こそしたが、試合を通して主導権を握っており、完勝といえる内容だった。
【了】
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