マンチェスター・シティのDFマンガラ【写真:Getty Images】
今季マンチェスター・シティに加わったDFエリアキム・マンガラは新天地でもがき苦しんでいる。
現地時間9日のイギリス『ガーディアン』がマンガラのコメントを報じており、その中で「より継続的に安定したパフォーマンスが必要」と、現状を自ら分析。決して満足はしていないようだ。
「当然、イングランドにやって来た選手なら誰でもこうした適応するための時期がある。速い展開、インテンシティーや強いフィジカルが求められることは予想していたが、実際に経験するのとでは違う。想像していたよりも上回っている」
クラブがこのフランス代表DF獲得のためにFCポルトへ支払った移籍金は3200万ポンド(約57億円)。DFの選手としては破格の金額だ。まだ23歳と若く、その移籍金の高さからも大きな期待を背負っていることは明らか。
昨年9月の第5節チェルシー戦では圧倒的なフィジカル能力を武器に対峙したFWジエゴ・コスタにほとんど仕事をさせないなど、傑出したパフォーマンスを披露。
期待通りの戦力となるはずだったが、その次のハル・シティ戦では一転。オウンゴールを記録したのに加え、PKも献上。4−2で勝利したものの、個人としては低調なパフォーマンに終始した。
結局、その後もチェルシー戦のような質の高いプレーを安定して発揮することが出来ず、出場もここまで13試合にとどまっている。
現在、シティのCBはヴァンサン・コンパニとマルティン・デミチェリスのコンビがファーストチョイス。マンガラは最近3試合で出番がなく、我慢の時が続いている。
残りのシーズンで、課題となるパフォーマンスのムラを改善し、その移籍金通りの価値を証明することが出来るのだろうか。
【了】
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