アーセナルのFWアレクシス・サンチェス【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、FWアレクシス・サンチェスにクラブのレジェンド、イアン・ライトの姿を重ねて見ているようだ。
9日のイギリス『ガーディアン』が監督のコメントを報じている。
今季リーグ戦で12ゴールを決めるなど初挑戦のプレミアリーグにすぐさま順応し、チームの顔となったA・サンチェス。ヴェンゲルは同選手について『過去の選手で誰を思い起こさせるか』という質問を受けると、「イアン・ライトに少し似ている。イアン・ライトと同じような熱意を持っているんだ」と、アーセナル通算185得点の記録を持つレジェンドと比較している。
「彼はとても気さくでいつも活気に満ちている。イアン・ライトよりもおとなしいけど、気難しいわけではないし、間違って逮捕されるようなこともない」
A・サンチェスはハムストリングの負傷により、7日に行われたトッテナムとのノースロンドンダービーを欠場した。指揮官はこれについて「彼は束の間のウィンターブレイクを取った」と表現。「彼は休みたくなかっただろうが、これでシーズン終了までいい状態を保つことが出来るだろう」と、選手のコンディションを気遣っている。
「もし(ダービーが)今季のラストゲームだったとしたら、彼は出場していただろう」というヴェンゲルのコメントからも、このチリ代表FWに全幅の信頼を置いていることが窺える。
前節、6位に転落したアーセナル。10日に現在最下位のレスターとホームで対戦する。
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