契約延長交渉が前進したと言われるMFマルコ・ロイス【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントのMFマルコ・ロイスが来季も残留する可能性が出てきたようだ。9日の地元紙『レヴィア・シュポルト』をはじめドイツ各紙が報じている。
ロイスは2017年までドルトムントと契約を残すが、およそ2500万ユーロ(約35億円)の違約金で来季からの移籍が可能と言われている。
ロイスにはバイエルン・ミュンヘンやレアル・マドリー、マンチェスター・シティなどのビッグクラブが獲得に動いていた。ドイツ紙『ルール・ナッハリヒテン』によれば、バイエルンはすでに獲得を断念。スペインへの移籍願望が強いロイスの行先はマドリーが最有力になったと見られていた。
しかし、地元のラジオ局『ラジオ91.2』が、クラブ側と契約延長に大きく前進したと報じたようだ。
ドルトムント側は、契約解除条項を破棄するために、ロイスに新契約を提示。さらに『ルール・ナッハリヒテン』によると、この数日の間にクラブ幹部とロイスのエージェントでもある『スポーツトータル』の交渉が前進したという。
ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは「毎日報告するようなことはしない」と明言を避けたが「我々のカードはすべて提示した。ボールはマルコにある」と話し、新契約を提示したとも取れる発言をしている。
ロイス自身は3月までに進退を決めると話しており、早ければ2月中にも正式に発表される可能性もある。
残留争い中のドルトムントにとって、ロイスが契約延長となれば好材料になると言えるだろう。
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