バイエルン・ミュンヘンのペップ・グアルディオラ監督【写真：Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンのペップ・グアルディオラ監督は、欧州CL制覇に向けて、今後さらにチーム力を高めていく方針があることを、FIFAの公式サイトで語っている。
現地7日に行われたブンデスリーガ第20節で、シュツットガルトに2-0と勝利したバイエルンの指揮官は「我々はパーフェクトではない。常に向上しなければならない」と現状のチーム力に満足していない様子。
だが美しいFKを決めたアラバのゴールを含む2得点完封勝利については「精神面から言えば勝利することは重要だった。今後の連戦に向けて良い準備が行える」とリーグ再開初戦でヴォルフスブルクに大敗した記憶を払拭できたことを強調した。
今月17日に再開される欧州CLでは、リビウでシャフタール・ドネツク（ウクライナ）と決勝トーナメント1回戦を戦う。シーズン終盤に向けてスペイン人指揮官は「バイエルンらしい試合をしなくてはならない。鍵となるのは、少ない走行量でより長くボールを保持し、出来るだけ素早くパスを回すことだ」とバルサ黄金時代の華麗なパスワークをチームに求めた。
「我々にはもう少しチームを熟成させる時間が必要だ。11カ月間トップレベルを維持し、常に勝てるチームを作るなど不可能である」と持論を述べた。
現在スペインサッカー協会から指導ライセンス問題で3カ月間の活動停止処分を受けている元フランス代表のジネディーヌ・ジダン氏は「ペップはバイエルンをもうひとつ高い次元に引き上げようとしている。何かエクストラなことを準備しているよ」とグアルディオラ監督の手腕に期待した。
バルセロナでは2008-2012年の4年間で国内外の14タイトルを獲得してきたグアルディオラ監督。今季の欧州CL決勝の舞台であるベルリンで、自身3度目のビッグイヤー獲得を見据える。
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