フル出場も見せ場の無かったMF本田圭佑【写真:Getty Images】
【ユベントス3-1ACミラン セリエA 第22節】
セリエAの第22節が現地時間7日に開催され、MF本田圭佑の所属するACミランはアウェイでユベントスと対戦している。
本田は2試合連続で先発。また、冬の移籍で5選手を獲得したミランは、アントネッリ、パレッタをいきなり先発で起用している。デストロは累積警告のため出場停止で、ボッケッティ、スソはベンチスタートとなった。
対するユベントスは獲得した3選手のうち負傷のマトリを除いて、デ・チェリエ、ストゥラーロの2選手はベンチ入りしている。
試合開始直後はホームのユベントスが猛攻。これをミランがしのぎ、試合が落ち着いたかに思われた。
しかし、14分にテベスが右サイドでモラタの浮き球のパスからDFの裏に抜け出す。オフサイドかに見えたが、オンサイドの判定でそのまま独走。GKと1対1となり、難なくゴールを決め、ホームのユベントスが先制する。
勢いに乗ったユベントスはミランゴールに襲い掛かるが、ムンタリの必死のクリアなどもあり追加点が奪えない。
ミランは28分に得たCKからアントネッリがゴール。新加入選手の得点で試合を振り出しに戻す。
ところが、その3分後の31分。ピルロのCKをD・ロペスがパンチング。そのこぼれ球をテベスがヘディングでゴール前に折り返し、ボヌッチが決める。これでユベントスは勝ち越しに成功する。
さらにミランにアクシデント。37分にメネズが体調不良で自ら交代を要求。パッツィーニが投入された。
その後もユベントスが猛攻を続けるが得点は奪えないまま2-1で前半を終えた。
後半に入り、同点に追いつきたいミランが攻勢に出る。しかし、ブッフォンのファインセーブもあり得点が奪えない。
65分には、ユベントスのマルキージオが右サイドから切れ込みミドルシュート。ポストにはじかれたところをモラタが難なく決めて3-1に。
その後はユベントスがボールをキープ。ミランに大きなチャンスは無く敗戦となった。
ユベントスは昨年10月に黒星を喫して以降、無敗で首位をがっちりキープ。ミランは本田がフル出場を果たすも見せ場は作れず連勝とはならなかった。
【了】
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