アーセナルのヴェンゲル監督(右)とウォルコット(左)【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が6日、試合前の記者会見に臨み、ローカルのライバル・トッテナムとのダービーマッチへ向け意気込みを語っている。
トッテナムのホーム、ホワイト・ハート・レーンでのリーグ戦直接対決では、最近6度の対戦でわずかに1勝(2分け3敗)と分が悪い。しかし、現在4位のサウサンプトンと同勝ち点(42)で並ぶ5位につけているだけに、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得を見据えれば絶対に勝利が欲しい一戦だろう。
アーセナルはこの大一番に今季リーグ戦12得点のFWアレクシス・サンチェスが欠場するが、ヴェンゲルは十分な戦力が揃っていると考えているようだ。この冬に、ルーカス・ポドルスキ(インテルへ移籍)やジョエル・キャンベル(ビジャレアルへ移籍)らがチームから抜けたものの、「我々はシーズンの序盤よりも攻撃力を持っている」と語る。
その要因は長期離脱からメスト・エジルやセオ・ウォルコットが復帰したことが挙げられるだろう。
指揮官は特にウォルコットの存在を頼りにしているようだ。トッテナム戦に出場すればプレミア通算200試合出場となる快足FWに対し、「けがをする前のセオはこれまで見た中でベストだった」と賛辞を送る。
度重なるけがで成長にブレーキの掛かっているウォルコットだが、ヴェンゲル監督は「彼は3月に26歳となる。いま、彼はキャリアにとって決定的な時期を迎えている。25歳から30歳というのはそういう時期だ」と、今後の活躍に期待を寄せている。
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