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「ミランはコンテを欲しがっていた」大物代理人が明かす

text by 編集部

「ミランはコンテを欲しがっていた」大物代理人が明かす
ミラン入りの可能性もあったイタリア代表のアントニオ・コンテ監督【写真:Getty Images】

 現在イタリア代表の指揮官を務めるアントニオ・コンテ監督は、ミランのベンチに座っていたのかもしれないと、ミーノ・ライオラ氏が明かした。

 ライオラ氏といえば、パリ・サンジェルマンのFWズラタン・イブラヒモビッチ、ユベントスのMFポール・ポグバ、リバプールのFWマリオ・バロテッリらビッグネームを顧客に抱える大物代理人。

 5日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、同氏がコンテ監督のミラン入りの仲介役になっていたようだ。

 同氏によれば、当時ユベントスを率いていたコンテ監督とユベントスの関係は悪化しつつあり、そこにミランが興味を示したようだ。

「ミランにとってアントニオはクラブのプロジェクトに理想的な監督だと考えていた。しかし根本的には彼とユーベは切れていなかった。そしてサッカー選手として監督として、ユーベの歴史から消されるのを避けたかった。ミランでの新しいスタートは、彼にとっても刺激的に感じられていたに違いない。だが周囲の状況はそれを許さなかった」

 周知のとおり、最終的にミランの監督に就任することはなかったが、同氏は金銭面によるものが原因だとしている。また、「代表監督であれば立場は中立になる。それが、彼にとって必要なものだった」とイタリア代表監督就任の背景を語った。

【了】

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