「人々は我々の全てを非難することが出来る」
「クロップは18位を防衛する」と大きく見出しを付けたのは、2015年2月5日付の独大衆紙ビルトである。
「地下に隠れたBVBのスター達!」、「途方に暮れた指揮官!」と続けて、4日のブンデスリーガ第19節ドルトムント対アウクスブルクの一戦を「心苦しい0-1」とする。
ビルト紙:「BVBはますます悪くなっている! 昨日はアウクスブルクに対して心苦しい0-1だった。ユルゲン・クロップは18位を防衛する…」
同紙は、ドルトムントの指揮官がブンデスリーガの最下位の座を守り抜いたと、皮肉たっぷりである。そして昨晩クロップが有料衛星放送Skyに対して残した「報告することの出来るポジティブなことはわずかなものだ。今晩、人々は我々の全てを非難することが出来る」というコメントを掲載する。
またBVBの選手達にも手厳しい。失点の場面を「キラー・モーメント」として、「そこでトップ・クラブ(中でもマンチェスター・ユナイテッド)に追われるフンメルスは良くなかった」と記した。
さらに、「ロイスは完全に消えている、依然として残留争いに従事していない」「ギュンドアンは見受けられなかった」「またドルトムントの新参者カンプルは全くインパクトを与えない」といった具合である。
ビルト紙によるアウクスブルク戦のドルトムントの先発メンバーの採点は次のとおり。
【GK】バイデンフェラー「3」、【DF】グロスクロイツ「5」、ソクラティス「5」、フンメルス「4」、シュメルツァー「5」【MF】ギュンドアン「5」、サヒン「4」、カンプル「4」、ロイス「6」、オーバメヤン「5」【FW】インモービレ「6」。
72分より途中出場の香川真司には「5」の点数が付与されている。