エディン・ジェコはシティでの現状に不満?【写真:Getty Images】
今季マンチェスター・シティで出場機会減に苦しむエディン・ジェコは、シーズン終了後の移籍を検討しているかもしれない。
ジェコの代理人を務めるイルファン・ラジペジッチ氏のコメントをトルコメディア『ファナティック』が伝えた。
フェネルバフチェからの関心が寄せられていると報じられたジェコについてラジペジッチ氏は「オファーは受け取っていない」とその噂を否定。
一方で「昨年ロベルト・マンチーニ率いるガラタサライから彼をローンで獲得したいと打診があったが実現しなかった」とトルコ方面から継続的に熱視線を送られていたことを明かした。
今季は絶好調のセルヒオ・アグエロと、本来の力を取り戻しつつあるステファン・ヨベティッチの後塵を拝し、これまで以上に出場機会を減らしているジェコ。リーグ戦の先発出場はわずか6試合しかなく、フル出場は一度もない。
この現状には本人も不満を抱いているようで、ラジペジッチ氏は「ジェコは28歳になり、ヨーロッパで最も権威のあるチームでプレーしたがっている」と移籍の可能性を示唆。
さらに、「もしシティを離れることになったら、ユベントスやアトレティコ・マドリーのようなビッグクラブを好むだろう」と具体的なチーム名を挙げて“逆オファー”を送った。
3年前にユベントス移籍が噂されたジェコだが、その時は実現しなかった。2009-10シーズンにはブンデスリーガで得点王を獲得し、イングランド移籍後も昨季まで3シーズン連続二けた得点を達成するなど欧州屈指の実力を持つストライカーはついに移籍を決断するのだろうか。
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