アギーレ氏契約解除について語る香川真司【写真:Getty Images】
一連の八百長疑惑問題による告発受理が原因で契約解除が発表されたハビエル・アギーレ前日本代表監督について、ドルトムントの香川真司がコメントを述べた。
0-1と敗戦した4日のアウクスブルク戦後、取材に応じた香川は、指揮官の退任に驚きを隠せないようだ。
「凄く残念ですし、ショッキングなニュースでもありましたけど、最後もやっぱりああいう形で終わってしまったんで。悔しさであり、申し訳なさが僕自身あった。
終わり方は凄く寂しいですけど、ただ素晴らしい監督でしたし、僕は本当に楽しかった。代表が今までやった中で一番楽しかったですし、監督の情熱的な指導も大好きだった。短期間で本当に素晴らしい人に出会えたと思っている。
まずは(無実を)証明して、またサッカー界に、日本に携わってくれたらいいと思っているし、それぐらいの人だと思っているから、僕たちはそれを信じてね。色々騒がれていますけど、僕たちは前を向いてまずは結果で示していくしかないので、次の試合に向けて頑張ります」
アジアカップでは不慣れなポジションを任されたことで不調も指摘されていたが、香川自身はアギーレ氏の指導に満足感を示しているようだ。
同氏との関係性について「(楽しかったことは)練習も全て。モチベーションもそうですし、すごく情熱的な人だったので、楽しかったです」と思い出を語った香川。
後任監督については未定となっているが、「個人的には、情熱的な人の方が好きですし、熱い監督が来てくれることを願っています」とアギーレ氏やドルトムントのユルゲン・クロップ監督のような、情熱的な指揮官の就任を希望しているようだ。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→