バルセロナのカンテラに所属する韓国の神童FWイ・スンウ(17)の父親は4日、韓国TV『SBS』でマドリーからのオファーは来ていないと明かした。
「マドリーのオファーは一切受け取っていない。偉大なクラブの関心には感謝しているけど、バルセロナは息子と我が家族にとって良い環境を作ってくれている。去るつもりもない」
スンウにはマドリー以外にも多くのクラブが興味を示していると、スペイン『マルカ』は報じた。また同選手は、FIFAがバルサの登録違反とみなした未成年の一人である。そのため1年程前から公式戦でプレーできず、現状に不満であるとも同紙は伝えている。
しかし、バルセロナのニュースを多く扱う『スポルト』によると、バルサが本当に恐れているのは韓国企業サムスンがスポンサーを務めるチェルシーなどであり、ペレス会長が経営する宿敵の動きは気にならないとしている。なお『ムンド・デポルティボ』は、マドリーがクラブや選手自身と接触したわけではないと伝えている。
昨年タイで行われたU-16アジア選手権で大会MVPに輝いたスンウは、メッシの後継者の一人として期待されている。
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