先制点を決めたハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】
【レアル・マドリー2-1セビージャ リーガ第16節】
スペイン・リーガエスパニョーラ第16節が行われ、レアル・マドリーはホームでセビージャと対戦した。この試合はマドリーがクラブW杯出場にしたため、延期となっていた。
開始8分、セルヒオ・ラモスが足を痛めると、ナチョとの交代を余儀なくされた。アクシデントに見舞われたマドリーだったが、12分に先制する。マルセロが左からクロスを送ると、ファーサイドから走り込んだハメス・ロドリゲスがダイビングヘッドで決めた。精度の高いクロスと、オフサイドラインを掻い潜る動き出しが見事に噛み合ったゴールだった。
それでも、セルヒオ・ラモスを欠くことになった守備陣は安定しているとは言えず、時折セビージャに攻め込まれる。イボーラにはポスト直撃のシュートを打たれた。
マドリーは26分、今度はハメスが負傷し、ヘセ・ロドリゲスが代わりに投入された。アクシデントはセビージャにも降りかかる。35分、GKのベトがベンゼマとの接触でリコと交代となった。
すると直後の36分、マドリーに追加点が生まれる。イスコがドリブルで持ち込むと、ベンゼマ、イスコと繋がり最後はヘセが右足で蹴り込んだ。2選手を負傷で失ったマドリーが2-0で前半を折り返した。
後半もセビージャにはチャンスがあるも、決めることができない。マドリーもスピード感のある崩しを見せるもダメ押しの3点目は決まらない。
迎えた80分、ゴールを奪ったのはセビージャだ。ビトーロがドリブルで持ち込むと、折り返しを途中出場のアスパスが押し込んで2-1となった。
しかし、その後は両者得点を奪えず。結局、前半の2点を守ったマドリーが勝点3を手にした。
【了】
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