チェルシーのセルビア代表DFブラニスラフ・イバノビッチが、27日にホームで行われたリバプールとのリーグカップ準決勝第2戦で、負傷して流血した足の処置に「接着剤を塗ってくれ」とチーム医師に頼んでいたことが明らかとなった。
チェルシーで主将を務める元イングランド代表DFジョン・テリーが、31日 にホームで行われたマンチェスター・シティ戦(1-1で引き分け)のマッチデープログラムの中で明かした。
テリーによると、イバノビッチは前半の接触プレーでスパイクに穴が開き、流血するほどの怪我を負っていたが、ハーフタイムに交代を拒んでプレーを続行し、同点のまま突入した延長前半4分に決勝点を挙げた。テリーは、同選手の根性溢れるプレーを称賛している。
「ハーフタイムに、彼の足、ソックス、スパイクに穴が開いていて、流血していた。ほとんどの選手は交代するだろうが、彼は違った。彼は『ドクター、接着剤を塗ってくれ。俺はプレーを続ける。試合後に治療できるだろ』と言い、決勝点を決めた。彼は大きな個性を持つ偉大な選手であり、勝利者だ」
なお、イバノビッチはマンチェスター・C戦にもフル出場した。
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