勝ち切れない試合展開に苦しむルディ・ガルシア監督【写真：Getty Images】
イタリア・セリエA第21節が現地時間の31日に行なわれ、ローマはホームでエンポリと対戦し引き分けに終わった。
この引き分けで首位ユベントスとの勝点差は9に広がる可能性があり、そうなればスクデット（リーグ優勝）はユベントスに決まりとの声も多い。ローマのルディ・ガルシア監督は勝ち切れない試合展開に苦しんでいるようだ。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が試合後のコメントを紹介している。
ガルシア監督はエンポリ戦後のインタビューで、「今は多くの問題を抱えている。我々はチームのパフォーマンスに感謝しなければいけない」と答え、苦しい状況の中で懸命に戦うチームを称賛した。
「先制を許しただけでなく、一人少ない状態で戦った。しかし、後半は我々は引き分けるために全てを行ない、そして勝利を目指した。幸運の歯車は我々のためには回らなかったけれどね」
ラツィオとのローマダービー以降、ローマはリーグ戦で4試合連続の引き分けに終わっている。それでも指揮官は「正しい道を進んでいる」と自信を失ってはいない。「今はオプションが足りていない」とFWジェルビーニョ（27）を初めてとする離脱者の存在を挙げた。
一方で、補強が噂されていたFWセイドゥ・ドゥンビア（27）とFWビクトール・イバルボ（24）について聞かれると、次のように述べた。
「ドゥンビアは決まった。月曜日にはジェルビーニョと一緒に到着するだろう」
マッティア・デストロ（23）をミランに放出し、代わりにドゥンビアを補強したローマ。ジェルビーニョも帰還し、ここから巻き返しとなるのだろうか。
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