シティのペジェグリーニ監督【写真:Getty Images】
チェルシーのFWジエゴ・コスタは30日、FA(イングランドサッカー協会)からの発表を受け、3試合の出場停止処分が確定した。
D・コスタは27日に行われたリバプールとのキャピタルワン・カップ準々決勝第2戦で、エムレ・ジャンを”踏みつけ”たことが問題となっていた。元イングランド代表のガリー・ネビル氏やポール・スコールズ氏などがD・コスタは出場停止には値しないと擁護する声もあったが、処分は覆らなかった。
しかし、30日のイギリス『BBC』が伝えているところによると、31日にチェルシーと直接対決を控えるマンチェスター・シティのペジェグリーニ監督は出場停止が妥当だと考えているようだ。
このチリ人監督は「この先、彼(D・コスタ)がすこし変わるためにはいい機会になる」とコメントした。D・コスタは執拗なタックルにより試合中に熱くなるシーンが度々見受けられ、DFとの駆け引きのために挑発するようなプレーをすることも多い。今季はリーグ戦ですでに昨季と同じ7枚のイエローカードを受けている。
「彼はあのようなプレーをする必要はない。彼は素晴らしいプレイヤーなんだ」と、ペジェグリーニも選手の能力については認めているものの、改善の余地があると指摘した。
チェルシーはシティ戦で17得点のD・コスタが欠場決定のほか、15アシストのセスク・ファブレガスと右SB不動のレギュラーだったブラニスラフ・イバノビッチ、さらにフィリペ・ルイスやジョン・オビ・ミケルも負傷により欠場のおそれがある。
一方のシティは、アフリカネーションズカップ参加中のヤヤ・トゥーレ、新加入ウィルフリード・ボニが欠場するが、そのほかはほぼベストメンバーで臨めそうだ。
チェルシー対シティの大一番は現地時間の31日17時30分(日本時間の2月1日の深夜2時30分)から行われる。
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