本田圭佑と抱き合うセイドゥ・ドゥンビア【写真:Getty Images】
ローマはミランに放出したマッティア・デストロの代役を確保したようだ。『スカイ』をはじめとしたイタリア各メディアは30日、CSKAモスクワ所属のコートジボワール代表FWセイドゥ・ドゥンビアのローマ移籍合意を報じた。
かつてJリーグの柏レイソルや徳島ヴォルティスに在籍し、昨季はロシアリーグ得点王に輝いたアフリカ屈指の点取り屋は、CSKAモスクワからの買い取りオプション付きレンタル移籍でローマに加わる見込み。
ローマは300万ユーロ(約6億6000万円)のレンタル料を支払い、完全移籍の場合はさらに1500万ユーロ(約20億円)をCSKAモスクワに支払うことになると伝えられている。
2006年に来日し、2008年の徳島での活躍がきっかけでスイスのヤングボーイズへ移籍。そこでゴールハンターとして覚醒し、2シーズン連続で年間MVPとリーグ得点王を獲得した。
その後ロシアを新天地に選び、日本代表の本田圭佑とともにエースとして活躍。27歳となった今季も13試合出場7得点と順調にゴールを積み重ねており、満を持しての4大リーグ進出となる。
元チームメイトの本田擁するミランとは5月に対戦する。イタリアの地でかつての戦友と再会だ。
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