昇格組バーンリーをけん引するダニー・イングス【写真:Getty Images】
昇格組のクラブで印象的な活躍を披露するU-21イングランド代表FWにリバプールが強い関心を寄せている。英紙『デイリー・メール』などの複数メディアが29日、新ストライカー獲得の可能性について報じた。
リバプールが新たなターゲットとして目を付けたのはバーンリーのFWダニー・イングス。昨季は2部で20得点を挙げて昇格に大きく貢献し、今季は自身初のプレミアリーグの舞台で19試合出場7ゴールと存在感を発揮している。
バーンリーとの契約が今年6月までとなっているイングスの獲得には、トッテナムとデイビッド・モイーズ監督率いるレアル・ソシエダが興味を示しており、両クラブは夏にフリーで獲得することを狙っている。
一方のリバプールは移籍金を支払って冬の市場での獲得を目指しており、イングスに興味を示している他のクラブを一歩リードしているという。
ただ、リバプールは獲得後すぐにバーンリーへ半年間の期限付き移籍でイングスを貸し出し、本格的にチームに加わるのは夏以降になると各紙は伝えている。
同じような形でリールに在籍しているベルギー代表FWディボック・オリギも夏にはリバプールに復帰する予定で、ファビオ・ボリーニやマリオ・バロテッリといった選手たちは将来が不透明な状況になるだろう。
また、昨年9月以降長期にわたって離脱していたダニエル・スターリッジが今週末ついに復帰する。2月1日に行われるウェストハム戦でメンバー入りすることが濃厚だ。
アメリカ・ボストンに渡って専門家の下で治療を続けてきたエースはすでにチーム練習に合流しており、後半戦はフル稼働が期待される。
得点力不足に悩み、昨季が嘘のような低迷を続けるリバプール。来季に向けた戦力補強と、スターリッジの復帰という最高の“補強”で再び上位進出を目指す。
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