エバートンのR・マルティネス監督【写真:Getty Images】
エバートンはこの冬、FWサミュエル・エトーをサンプドリアへ放出した。プレミアリーグで12位と苦しむチームの中で、エトーは3得点を挙げ、チーム内ではロメル・ルカク、スティーブン・ネイスミス(共に6得点)、ケビン・ミララス(5得点)に次ぐ、得点源となっていただけに戦力ダウンは免れない。
それでも、28日のイギリス『スカイ』によると、エバートンのロベルト・マルティネス監督はエトーの代役となる選手の獲得に動く意思はないようだ。前日には元ブラジル代表のアレシャンドレ・パト獲得の噂も報道されていたが、これも実現の可能性は低そうだ。
マルティネスはルカク、ネイスミスに加え、長らく負傷での欠場が続いていたFWアルナ・コネも徐々に出場機会を得ていることもあり、現在の陣容で十分に戦えると考えているという。
指揮官は「この移籍期間で新しい選手を探すことはないと思う。夏での補強で、我々は十分戦える戦力を確保した」と、語り今後の巻き返しにも自信をのぞかせている。
エバートンは昨季リーグを5位で戦い終え、ヨーロッパリーグ出場権を獲得した。しかし、今季は22試合を終えてわずかに5勝(8分け9敗)と低迷している。
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