Jリーグ 最新ニュース
多くの観客を呼び込むために、多くのサッカークラブにとってスタジアムの立地は重要事項だ。市街地から離れている場所に人を呼び込む場合は、アクセス向上に不断の努力を求められる。今回はJリーグ全クラブを対象に、最寄駅からスタジアムまでの徒歩所要時間を『Googleマップ』で調査し、駅近TOP10を紹介する。
9位タイ:サガン鳥栖
【写真:Getty Images】
ホームスタジアム:駅前不動産スタジアム
最寄り駅:鳥栖駅
最寄駅から徒歩:約10分
JリーグはDAZNで全試合配信!
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
通常より1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
今季J2に戦いの場を移したサガン鳥栖は、ホームスタジアムへのアクセスの良さにおいてJリーグ全体でも指折りである。クラブの公式サイトでは鳥栖駅から徒歩で約3分と表示されているが、今回は基準を統一するために『Googleマップ』上の約10分を採用している。
鳥栖駅をまたぐ東西連絡通路「虹の橋」から、本拠地である駅前不動産スタジアムは我々の目で視認できる距離にある。同駅に辿り着くのも容易で、鹿児島本線の特急に乗れば博多からおよそ20分、大牟田駅からは35分で到着する。長崎本線の佐賀駅からは、同じく特急で約20分だ。
さらにこのスタジアムは球技専用の競技場であり、ピッチとの距離が近い。収容人数も20,219人と比較的コンパクトなため、席に関わらずピッチ全体を見渡せるはずだ。
強いて課題をあげれば、まさしくこのコンパクトさかもしれない。JFAが定めるSクラス(FIFAワールドカップ本大会および予選の試合を開催できる)のスタジアムは収容人数が40,000人以上であり、その規模にはやや足りない。将来的に改修工事などでスケールが拡大されたとき、いよいよ鳥栖の本拠地は国内有数のサッカー競技場になるかもしれない。