ゴールの奪い合いを制したバルセロナ【写真:Getty Images】
【アトレティコ・マドリー2-3バルセロナ スペイン国王杯ベスト8 2ndレグ】
スペイン国王杯準々決勝2ndレグが行われ、アトレティコ・マドリーはホームでバルセロナと対戦した。
第1戦はバルサが1-0で勝利しているが、油断はしていない。そして、アトレティコもまだまだ逆転可能と考えている。
開始わずか1分、試合は動く。バイタルエリアでトーレスが相手をかわすと、ゴール左へ決めてアトレティコが電光石火の先制点を奪った。
しかし、出鼻を挫かれたかに見えたバルサがすぐさま同点に追いつく。9分、カウンターからメッシ、スアレスと繋ぐと、ネイマールが抜け出して冷静にゴールへ流し込んだ。17分にもネイマールがチャンスを掴んだが、これはオフサイドの判定。
バルサが鋭いカウンターを見せる中、激しくファイトしていたアトレティコが2点目を決める。29分、ファンフランがマスチェラーノに倒されると、微妙な位置ではあったがPKの判定。これをラウール・ガルシアが決めて勝ち越した。
しかし38分、バルサは相手のオウンゴールで同点に追いつく。さらに41分、メッシが浮き球のパスを送ると、オーバーラップしたアルバがダイレクトで折り返す。これをネイマールが決めてバルサが逆転に成功した。
追いつきたいアトレティコだったが、ハーフタイム中にガビが退場処分を受けるまさかの事態となり、後半は10人で戦うことになった。
それでもバルサが勢いを弱めたこともあり、スコアは動かない。アトレティコは62分、ビジャレアルから加入したカニを投入する。71分にはカニがビッグチャンスを迎えたが、シュテーゲンのファインセーブに防がれた。
バルサは終盤にゴールへ迫ったが、後半は得点を奪えず。バルサが3-2で勝利し、ベスト4進出を果たした。
【了】
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