追加処分によりカナダW杯出場が危ぶまれるGKホープ・ソロ【写真:Getty Images】
アメリカ女子代表のGKホープ・ソロがカナダW杯に参加できないかもしれない。アメリカサッカー連盟(USSF)のスニール・グラーティ会長が26日の電話によるカンファレンスで明かしている。
ソロの元夫であるジェラミー・スティーブンス氏が現地時間19日にマンハッタンビーチで飲酒運転の疑いで逮捕。その際に同乗していたソロが警察と揉めた様子で代表キャンプ中に起きた事件であり、ジル・エリス代表監督とUSSFの話し合いの末、30日間の活動停止処分を発表していた。
これに対してグラーティ会長は「いくつかの追加処分を考えている。彼女はこれらをこなし、改心する必要がある」と、追加処分の可能性を示唆した。
ソロが飲酒で問題を起こしたわけではないが「酒を飲んでいたかどうかと言う問題ではない」と、昨年6月にも泥酔から家庭内暴力をふるったとして逮捕されていたこともあり、態度を改めるよう要求している。
30日間の活動停止処分はカナダW杯メンバーに入れるためだと考えられているが、追加処分を達成できなければ代表に復帰することも危ういようだ。
しかし、グラーティ会長は「(W杯に出場することは)可能だ。我々は彼女が改心し、チームに戻って来ることを望んでいる」と、復帰を信じている。
度重なる不祥事に代表の座も危うくなってしまったソロ。果たして6月のカナダのピッチに立つことはできるのだろうか。
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