フットボールチャンネル

大きすぎた“0-3”。サンフレッチェ広島が準々決勝敗退…ジャーメイン良の退場もあり、1-1のドローで終焉【ACL2】

text by 編集部 photo by 2025 アジアサッカー連盟 (AFC)

アジアサッカー・AFCチャンピオンズリーグ(ACL) 最新ニュース


【2025 アジアサッカー連盟 (AFC)】

サンフレッチェ広島が敗退

 サンフレッチェ広島は12日、アジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2)準々決勝の第2戦でライオン・シティ・セーラーズと対戦。第1戦は6-1と大勝したものの、途中出場したバレール・ジェルマンが、出場停止処分未消化で出場していたことが発覚。没収試合(0-3の広島敗戦)となり、敵地で逆転を目指して戦う一戦となった。

 

 人工芝のピッチで行われた注目の一戦は、サンフレッチェがボール握り、ライオン・シティ・セーラーズがブロックを敷く展開に。ただ、ホームチームは守備一辺倒ではなく、前線のタレントの力でサンフレッチェゴールを脅かす。

 そして20分に、ホームチームが試合を動かす。ドイツ人FWレンナルト・ティーが、シャワル・アヌアルのパスに抜け出すと、落ち着いてゴール左隅に流し込み、ライオン・シティ・セーラーズが先制に成功する。それでも34分には、ボックス外中央の位置のFKを中島洋太朗が直接沈めて、前半のうちに同点に追いつき、後半へ。

 48分にはコーナーキックのこぼれ球を拾った中村草太の折り返しを田中聡がボックス内に走り込みながら、シュートを放ったが、ゴール左に外れた。

 そして50分、ボックス内でのポジション取りのところでベイリー・ライトとやりあったジャーメイン良に対して、レッドカードが提示され、最低でも3点が必要な状況のなか、数的不利な状況に。その後も61分には、3枚替えを行うなど、積極的に交代カードを切るサンフレッチェだが、攻めあぐねる時間が続く。

 終盤には加藤陸次樹などに決定機が訪れたものの、過酷な暑さという環境も影響したのか、決めきることができず。1-1のドローで終了。難しい状況で迎えた重要な一戦だったが、2戦合計1-4で準々決勝で敗退することとなってしまった。

【得点者】
20分 1-0 レンナルト・ティー(ライオン・シティ・セーラーズ)
34分 1-1 中島洋太朗(サンフレッチェ広島)

【関連記事】
【トーナメント表】AFCチャンピオンズリーグ2
【全試合日程・放送予定】AFCチャンピオンズリーグ2
Jリーグは何位? アジアのリーグ市場価値ランキング1〜10位
【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!