レアル・マドリーのペレス会長【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは26日、FIFAに求められていた未成年の補強に関する資料を提出したと発表した。マドリーは、未成年の適切な保護と成長の為に同連盟が行っている調査を支持している。
同クラブ曰く、FIFAが提出を求めた51人の若手選手の内、1人は名前が二度記入されていたと伝えている。その他10人はクラブに加入した時、既にスペイン国籍を所有していたと明かしている。FIFAの移籍条項第19条は未成年の外国人だけを対象としているため、このケースには当てはまらない。
更に6人は既に成人(スペインの成人年齢は18歳)だったため、前記と同じ理由で対象外。対して未成年だった2人に関してはFIFA選手法律委員会に許可を取ってからチームに登録したと主張している。
もう2人は09年にFIFA移籍条項第19条が定められる前に獲得していたと語り、更に2人ともマドリーのOBの息子であるため、後に加えられた19条の例外ケースに当てはまると言う。
スペイン紙『アス』が素性を明かした(マドリーはその行為に対して不満を露わにしている)ベネズエラ出身の2人の子どもについては、移籍条項第19条に反しているため登録せず、彼等がクラブに所属したことは無いとクラブ側が反論している。
対して1人は、FIFA選手法律委員会が登録許可を出さなかったため、TAS(スポーツ仲裁裁判所)の判決を待っている模様だ。判決がどちらに傾こうが、マドリーは法律を守りながら登録許可を申請したと主張する。
そして23人は、RFEF(スペインサッカー連盟)に加盟しているクラブから獲得されているため、国際移籍ではない。最後に、12歳未満である4人については、FIFA移籍条項第19条の例外ケースに該当していることを考慮しながら獲得したと伝えている。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→