海外日本人選手 最新ニュース
町野修斗は得点に絡んだが…
町野修斗が所属するホルシュタイン・キールは現地時間9日、ブンデスリーガ第25節でVfBシュトゥットガルトと対戦し、2-2のドローに終わった。この試合でフル出場を果たした町野だったが、現地メディア『shz』の評価は、どのようなものだったのか。
前節は敵地でウニオン・ベルリンに1-0の勝利を収め、7戦ぶりの白星を手にしたキール。今節は9位シュトゥットガルトをホームに迎えた。町野は前節に続き、3-5-2の2トップの一角でスタメンに名を連ねた。試合は15分にジェイミー・ルべリングがネットを揺らし、アウェイチームが先制に成功する。それでもキールは、30分に町野のロングスローからスティーブン・スクリプスキがゴールを奪い、同点に追いつく。
そして後半開始のキックオフの流れから、再びスクリプスキがネットを揺らして、キールが逆転に成功する。さらには、52分にシュツットガルトのDFレオニダス・ステルギウが退場となり、数的優位な状況に。しかし、そこから僅か3分後に失点してしまい、2-2のドロー。40分近くを一人多い状況で戦ったものの、キールは勝つことができなかった。フル出場した町野は前半終盤のヘディングシュートや後半の直接FKなど、見せ場を作ったが、無得点に終わった。
同メディアは、25歳の日本人FWに「3」(1が最高、6が最低)をつけ、「前半はセットプレーから良いキックを見せるなど、積極的にプレーした。スクリプスキの1-1となるゴールをロングスローでアシストし、自身もヘディングでチャンスを迎えたが決めきれなかった(39分)。フリーキックはドイツ代表GKニュベルの好セーブで阻まれた(54分)。非常に献身的だったが、後半は前半ほどの目立った活躍は見られなかった」と記している。17位キールの次節は16日、最下位のハイデンハイムと対戦する。
【関連記事】えぐい稼ぎ…。欧州日本人、高額年俸ランキング2024
大低迷…。欧州でまったく輝けなかった日本人選手10人
なぜ転落…。 日本の「消えた天才」サッカー選手10人 【了】