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【写真：Getty Images】

上田に厳しい評価

　UEFAチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16・1stレグ、フェイエノールト（オランダ）対インテル（イタリア）の試合が現地時間6日に行われた。この試合は、インテルが2-0で勝利している。フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世について、現地メディア『soccernews』が報じていた。

　負傷から復帰したばかりということもあり、この試合では途中出場だった上田。もっとも、オランダメディア『Voetbal International』は、「ファン・ペルシー監督は、唯一の交代として上田を投入したがほとんど何の効果も得られなかった。約30分間の出場でボールタッチはわずか4回、そのうち3回は自陣でのプレーだ。引き陣での唯一のボールタッチもエリア外で、シュートやチャンスクリエイトにはつながっていない」と、厳しい評価を下していた。

　元オランダ代表FWのヴィム・キーフト氏は、「フェイエノールトにはストライカーの問題がある」と述べた上で、「得点するのは誰だろうか。フリアン・カランサと上田綺世
は、（インテルの）DFステファン・デ・フライ、DFフランチェスコ・アチェルビ、DFアレッサンドロ・バストーニのようなDF陣に対しては単純に力不足だ」と、インテルのDF陣に対して、フェイエノールとのストライカー2人が活躍できていなかったことを指摘している。

　同メディアはキーフト氏の評価を受けて、「フリアン・カランサと上田綺世はクラブが達するレベルに達していないと考えている。フェイエノールトの2選手は単純に質が欠けていると考えているようだ」と述べつつ、「今冬の移籍市場で、ACミランに移籍したFWサンティアゴ・ヒメネスの退団を補わなければいけない」と、言葉を続けている。

　フェイエノールトは、現地時間11日にCLラウンド16・2ndレグのアウェイ・インテル戦を控えている。