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【写真：Getty Images】

山下の芸術弾

　明治安田J1リーグ第5節、ガンバ大阪対清水エスパルスの試合がガンバのホーム・パナソニックスタジアム吹田で行われた。試合は、G大阪が1-0で勝利している。この試合で先発出場したG大阪のMF山下諒也は、チームを勝利に導く華麗なループシュートを決めていた。

　ここまで2勝2敗のガンバ大阪は、開幕4戦2勝2分けで昇格後無敗の清水をホームに迎えた。15分に清水にアクシデントが発生し、MF山原怜音が負傷でプレー続行が難しい状態に。DF北爪健吾と交代し、無念の負傷退場となってしまった。

　アウェイチームが前半からメンバー入れ替えを強いられた隙を見逃さず、ホームのガンバがスコアを動かす。MFネタ・ラヴィが相手DFを引き寄せて、ペナルティエリアやや右にいた山下へスルーパス。フリーでボールを受けた山下は、中央に切り込むと左足で鮮やかなループシュートを放った。

　GKが慌てて飛びつくも、伸ばした手は届かず。山下の蹴った芸術的なループシュートは、清水のゴールネットを静かに揺らした。その後、ガンバはこの1点を守り切り、1-0で勝利している。敗北した清水は、J1昇格後初めての黒星となった。