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【写真:Getty Images】
伊東のアシスト数は?
英メディア『Planet Football』は、今季予想アシスト数よりもアシスト数が少なかった9人の選手を選出。その中には、フランス・リーグアンのスタッド・ランスに所属しており、今季苦境が続くチームの中で活躍するサッカー日本代表FW伊東純也も選出されていた。
同メディアは、「xA(アシスト期待値)に基づいて今季アシスト数が増えるはずだった9人の選手」と題して、「xG(ゴール期待値)に関してはよく知られているが、xAはあまり一般的ではない。この統計を使用して、今季間違いなくアシスト数が増えるはずだった9人の選手を選んだ」と、より数字を残すはずだった選手たちについて注目している。
まず名前が挙げられていたのは、チェルシーに所属するMFコール・パルマーだ。「チェルシーのプレイメーカーはイングランドのトップリーグで誰よりも高いxA(7.1)を誇っているが、それを示すアシストはわずか6つしかない。さらに印象的な数字に加えて、リーグの他の誰よりも多くのチャンスを作り出している。最後にアシストを記録してから35回のチャンスを作ったが、どれも得点には至らなかった」と、現在でもリーグトップクラスの活躍ではあるものの、数字という面ではさらに上を行く可能性があったことを強調していた。
また、バルセロナに所属するMFペドリ(xAが6.3、アシスト3)、昨夏の市場でレアル・マドリードに移籍したフランス代表FWキリアン・エムバペ(xAが4.8、アシスト3)、ブレントフォードのFWブライアン・ムベウモ(xAが6.5、アシスト4)などの名前もあがっていた。
マンチェスター・シティのMFフィル・フォーデン(xAが5、アシスト2)、レアル・ベティスのMFジオヴァニ・ロ・チェルソ(xAが3.5、アシスト1)、リバプールのDFアンドリュー・ロバートソン(xAが3.5、アシスト0)、ローマのFWパウロ・ディバラ(xAが5.2、アシスト3)なども例としてあげられている。
そして、伊東については、「今季5大リーグで、ランスのウインガーよりも多くのチャンスを作ったのは2人だけだ」と前置きし、「わずか24試合で69本のキーパスを記録して、その間に7.9という素晴らしいxAを記録した。しかし、多くのチャンスをチームメイトのために作ったにもかかわらず、今シーズンはわずか3アシストしか記録していない」と、本来であればアシスト面でより良い数字が残っていた可能性があったことを指摘していた。
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