なでしこジャパン・WEリーグ　最新ニュース

【写真：Getty Images】

なでしこが世界ランク5位に

　国際サッカー連盟（FIFA）は、6日に女子の最新FIFAランキングを発表した。最新のランキングでは、なでしこジャパン（サッカー日本女子代表）は順位を3つ上げて5位に浮上している。韓国メディア『x portsnews』は、前回から順位が上がったなでしこについて言及していた。

　ニルス・ニールセン監督を迎えて臨んだシービリーブスカップでは、オーストラリア女子代表に4-0、コロンビア女子代表に4-1、そして開催国でこれまでなかなか勝つことができずにいたアメリカ女子代表に2-1で勝利。見事3連勝でタイトルを獲得している。

　この結果、なでしこは順位を3つ上げて5位にランクアップ。なお、1位はアメリカ、2位にスペイン女子代表、3位にドイツ女子代表、4位にイングランド女子代表という結果だった。またなでしこがFIFAランキングでTOP5に名を連ねたのは、15年12月以来のこととなっている。

　同メディアは、「日本は10年ぶりに世界5位に登場。次の目標はW杯優勝だ。勢いが怖い」と前置きした上で、「世界最強のアメリカを破った日本女子代表の目標は世界の首脳陣だ」と、上位4カ国をとらえる勢いを見せていると強調していた。

　また、「W杯優勝だけでも4回を誇る世界ランキング1位のアメリカに勝利したことを考えれば、今回の大会における優勝というのは日本サッカーにとってかなり重要な結果だ」と述べつつ、「1位アメリカ、2位スペイン、3位ドイツ、4位イングランドに続いて世界トップ5に入っており、日本は世界最強の座をすでに捉えている」と、アメリカに優勝してシービリーブスカップのタイトルを獲得したことからFIFAランキングでは5位であるものの、TOP4の国々をすでに超える可能性は十分にあると指摘している。