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「夢見る権利を獲得」ソシエダMF久保建英、マンU戦でPK誘発も現地評価はやや厳し目に?「貴重なチャンスを与えることは…」

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英 最新ニュース

ソシエダの久保建英

【写真:Getty Images】

久保の評価は?

 UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)ラウンド16の1stレグ、レアル・ソシエダ対マンチェスター・ユナイテッドの試合が現地時間6日に行われ、1-1の引き分けに終わった。この試合で先発出場を果たしたソシエダの日本代表MF久保建英について、スペインメディアが評価をつけている。

 

 ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督は、久保やアンデル・バレネチェア、ミケル・オヤルサバルなどを先発起用した。0-0で迎えた57分、ユナイテッドはFWジョシュア・ザークツィーのゴールで先制。

 しかし、70分、久保がコーナーキックから相手のハンドを誘発するとPKを獲得し、オヤルサバルが決めて同点に追いつくことに成功した。その後はスコアは動かず、試合は1-1のドローに終わっている。

 スペインメディア『as』は、「夢の劇場で夢を見る権利を獲得した」と前置きし、「オスカルソンのゴールで2度も明らかな勝利のチャンスがあった。しかし、ソシエダは、(2ndレグで)勝利を目指すことになった。もっとも、彼らは夢を見ている。なぜならチームに活気があるからだ」と、引き分けに終わったものの、ソシエダのこの試合におけるパフォーマンスについて高く評価していた。

 スペインメディア『エル・デスマルケ』は久保の評価について、「ユナイテッドの守備時に阻まれてしまい、自由にボールを受けることができなかった。もっとも、ボールを受けるたびに下がってくると、一つ一つのプレーを正確にこなしていた」と、一定の評価を下している。

 一方で、スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』は、「ソシエダが右サイドから攻撃に移る際に、その場面で顔を出すのは久保だ。あらゆるプレーを試みていたが、結局チームに貴重なチャンスを与えることができなかった」と、この試合のパフォーマンスについてはやや厳し目となる評価をつけていた。

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