フィリッポ・インザーギ監督(左)とマウロ・タソッティ助監督(右)【Getty Images】
年明けから1分け3敗とスランプに陥っているミラン。現地では、27日のコッパ・イタリアのラツィオ戦がフィリッポ・インザーギ監督の進退を決めるともいわれている。
万が一、ラツィオ戦に敗れて敗退が決まると、ヨーロッパリーグ出場権のためにはセリエAを5位以内で終える必要がある。ミランと5位ナポリとは勝ち点7差がついており、ヨーロッパリーグ出場のためには、カップ戦、リーグ戦ともにこれ以上の敗戦は許されない状況だ。
26日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、ミランがラツィオに敗れた場合、クラブはインザーギ監督の解任を決断し、マウロ・タソッティ助監督が今シーズン終了までチームの指揮を執るのではないかと報じている。
同助監督は昨年1月、マッシミリアーノ・アッレグリ元監督が解任された際、コッパ・イタリアのスペツィア戦で代行監督を務めた。
また、同紙は次期監督候補には、ローマなどで監督を務めたルチアーノ・スパレッティ氏の名前を挙げている。
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